エネルギー技術イノベーションに向けたARPA-Eへの重点支援を AAU提言
米国大学協会(Association of American Universities: AAU)は4月13日、エネルギー技術イノベーションで優位を保つためには、エネルギー高等研究計画局(Advanced Research Projects Agency–Energy: ARPA-E)への強力な支援が不可欠とする調査報告書を発表した。現在、エネルギー関連の公共研究開発投資を年平均12%のペースで拡大する中国が米国に肉薄しており、初期段階のスタートアップ投資では中国が米国を上回る場面も増えつつある。これを受け、AAUは設立以来42億1,000万ドルの資金を投じて1,700以上のプロジェクトを支援し、約150億ドルの民間投資を呼び込んだARPA-Eの役割を評価しており、同局による支援を活用してファーボ・エナジー社(Fervo Energy)やシラ・ナノテクノロジーズ社(Sila Nanotechnologies)といった数多くのスタートアップが誕生し、1,225件の特許取得や167社の企業創出につながったと指摘している。支援を受けた研究者による論文発表も8,000以上に上るとし、同局による先端研究と実用化の橋渡し役の重要性を伝えている。 AAU “ARPA-E: Critical for U.S. Energy Innovation Leadership” (04/13/26) https://www.aau.edu/key-issues/arpa-e-critical-us-energy-innovation-leadership